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お子さんのアレルギー管理は、食事の確認や環境の整備、緊急時の対応など気を配ることが多く、大きな負担に感じることもあるかもしれません。
しかし、アレルゲンを特定し対策を続けることで、安全で快適な生活を送ることができます。

当院は小児科学会認定専門医、アレルギー学会認定専門医指導医の資格を持つ医師が診療しています。特に食物アレルギーに関しては最新の知見をもとに発症予防と最適な治療を行います。

アレルギーかも?と思ったら

アレルギーかどうかを知るには、症状の観察医療機関での検査が重要です。以下のような症状が繰り返し現れる場合、アレルギーの可能性があります。

食物アレルギーの症状

食後すぐ~2時間以内に出ることが多いですが、2時間以上たってから症状が出るタイプの食物アレルギーもあります。

  • 口や舌の違和感、かゆみ
  • じんましん、赤み、湿疹
  • 嘔吐、下痢、腹痛
  • 喉の腫れ、息苦しさ
  • アナフィラキシー(重篤な全身反応:意識低下、血圧低下)

アトピー性皮膚炎の症状

生後数か月から始まることが多い

  • 頭や顔、首、関節部分に湿疹やかゆみ
  • 乾燥しやすく、掻き壊してジュクジュクする
  • よくなったり悪くなったりを繰り返す

アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)

特定の季節や環境で出る

  • くしゃみ、鼻水、鼻づまり
  • 目のかゆみ、涙目
  • 朝起きたときに特に症状が強い

気管支喘息の症状

運動後や季節の変わり目、風邪をひいたときに悪化しやすい

  • 夜間や早朝の咳が長く続く
  • ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音(喘鳴)
  • 息苦しさを訴える

じんましん

食べ物、薬、ストレスなどが原因

  • 突然、皮膚に赤い腫れやかゆみが出て、数時間で消えるが繰り返す

当院で行っているアレルギー検査

検査方法目的
特異的IgE抗体検査血液検査アレルゲンに対する抗体を調べる
皮膚プリックテスト皮膚に少量のアレルゲンをつけて反応を確認食物アレルギーの原因を診断する
食物経口負荷試験少量の食物を摂取する食物アレルギーの診断およびアレルゲンの安全な摂取開始量を決める